小学校国語科教育実技研修会 終了

テーマ 書道の指導法
日 時 平成23年8月23日(火) 15:30〜     
会 場 当別町立西当別小学校     
講 師 石川 芳昭 氏
(当別町立西当別小学校 教諭)
     
参加者 約43名     
研修会

ようす
 
 毛筆書写における指導のポイント
  〜どのように筆づかいを教えるかパート2

1.指導者としておさえること
 ア 用具の重要性
 イ 毛筆と硬筆の違いからくる筆の持ち方の重要性
 ウ うまく書くにはバランスが重要
 エ 手本通りに書く=筆づかいを学ぶ=手本をしっかり見て書く

2.具体的指導で重要なこと
 ア 筆の持ち方
 イ 入筆と終筆(止筆)
 ウ 硯に墨はいっぱい入れる
 エ どこから書き始めるか

3.筆づかいの要領
 ア しんにゅうのはらい
 イ 折れ
 ウ はね
 エ 縦線の書き方
 オ 横線の書き方
 カ 口と日の書き方

4.イメージとしておさえること
 ア ヘンは、1/3くらいの幅で書くつもり
 イ 大や木、春などの上を長く書くために、一画目の横線は、字の縦の真ん中より少し上あたりから書く
 ウ サンズイの書き方
 エ へんとつくりをなるべくくっつけるつもりで書く
 オ 日や目の中横線は、隙間をなるべく狭くするつもりで書く
 カ 横線は、三種類

5.筆の特性について
 ア 筆がたっている時、上からの下への力で穂が開き、太い線が書ける
 イ 太い線と細い線があることが硬筆と違うところ
 ウ 線は、筆圧、墨の量、筆を動かす速さなどにより、いろいろな表情をしめす
 エ 筆のバネをどう作るか、別な言い方をすると、筆のバネをどう使うかがわかると、細い線でも強い線になる